R. H.ブライス

名前 R. H.ブライス
カナ アールエイチブライス

プロフィール

R. H.ブライス(Reginald Horace Blyth)
1898年、イギリス、エセックス州レイトン生まれ、1964年、脳腫瘍で東京にて逝去。享年65。第一次世界大戦の良心的兵役拒否のため、ロンドンの監獄に18歳から21歳の約3年間収監。太平洋戦争中は日本で交戦国民間人抑留所に約3年半収容される。そうした逆境の中から、日本文学と文化の禅・俳句・川柳という平和のシンボルを英語圏に発信し続け、なかでもアメリカにおける禅と俳句ブームの火付け役を果たした。第二次大戦後は学習院大学外国人教師として勤務し、昭和天皇の「人間宣言」の英文草稿を作成し、皇太子(現上皇陛下)殿下の英語の個人教授を亡くなるまで十数年務めた。1954年、『禅と英文学』(1942)と『俳句』四部作(1949-52)によって、東京大学より文学博士号授与。1959年、勲四等瑞宝章受章。

著作一覧