学力テスト体制とは何か
─学力テスト・学校統廃合・小中一貫教育

山本 由美 著
本体価格 1700円
ISBN978-4-7634-0553-1 C0037
発行 2009年8月20日
四六判上製 240頁

子ども不在、学校現場不在の教育改革の全貌 新自由主義教育改革はここまできた!
学校選択制、学校統廃合、小中一貫教育、学校二学期制…… 今日、さまざまな教育改革が矢継ぎ早に教育現場にふりかかってきている。
それらは、学校を序列化し淘汰していく、学力テスト体制という大がかりな仕組みのパーツに他ならない。
親や教師は、いま、何ができるか?

●内容●
I 学力テスト体制
1章 学力テスト体制とは何か
2章 「学テ」と学校選択制がもたらすもの
3章 新自由主義的な学校統廃合とは何か──戦後第三の統廃合ピークを迎えて
4章 小中一貫教育の問題点──東京都三鷹市のケースから

II部 学校選択制の10年
5章 学校選択制の見直し動向と学校統廃合──群馬県前橋市のケースから
6章 始まった学校選択制の見直し
7章 学校統廃合をはね返す地域の力はどこにあるか

III部 新自由主義教育改革のメニュー
8章 東京都に見る新自由主義教育改革の実態
9章 日本型「教育バウチャー制度」とは何か

IV部 新自由主義教育改革のメニュー
10章 ナショナル・テストを廃止し地域の学校を守るウェールズ
11章 新自由主義教育改革への対抗軸

補論
12章 私学校の教育内容の変更と学校選択の自由──江戸川学園取手中・高事件判決から

●著者紹介●
山本 由美(やまもと ゆみ)
東京田中短期大学子ども学科准教授
1959年長野県生まれ、東京都練馬区在住。
風の子保育園(練馬区)理事長。
横浜国立大学教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。
専攻、教育行政学。
1990年 同 教授
新自由主義教育改革、特に学校選択制、学校統廃合、学力テストについて批判的なスタンスで調査研究し、それらが子どもに与えるダメージについても検証していこうとしている。
主な著作
『ベストスクール──アメリカの教育は、いま』(花伝社、2002年)
『学校統廃合に負けない!──小さくてもきらりと輝く学校をめざして』(安達智則、進藤兵と共著、花伝社、2005年)
『地域が子どもを守る──東京・東久留米の学校統廃合を考える』(田中孝彦他と共著、ケイ・アイ・メディア、2007年)


●出版社より●
安倍政権時に始まり、今も教育現場で進行している公立学校の「新自由主義教育改革」。その象徴的施策である学力テストを筆頭に、気鋭の教育学者が新自由主義教育改革の実態を批判的に検証した力作です。現場で日々奮闘されている先生方、教育改革の波に飲み込まれ疑問を感じている保護者の方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

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