女性の自立をはばむもの

「主婦」という生き方と新宗教の家族観

いのうえせつこ

定価:1,650円(税込)
ISBN978-4-7634-2062-6
C0036
発行:2023年5月5日
四六判並製  160頁

 

●内容紹介●
貧困に釘付けられた「主婦」たちは、新宗教に規律と居場所を求めた──。

推薦・田中優子氏(法政大学前総長)
なぜ女性たちは、古い家族観を振りかざす宗教にからめ取られるのか? 本書から、女性たちを追いつめてきた社会の歴史が見える。


 

●目次●
第一章 父の「お妾さん」をめぐる旅
第二章 「女性の自立」はどこで挫折したのか
第三章 現代を生きる女性の貧困
第四章 新宗教の家族観と八〇年代の「主婦」たち

 

●著者紹介●
いのうえせつこ
1939 年岐阜県大垣市生まれ、フリーライター。横浜市在住。県立大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動を行う。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。著書として、『チヨさんの「身売り」:歴史に隠された女性たちの物語』、『新宗教の現在地:信仰と政治権力の接近』、『ウサギと化学兵器:日本の毒ガス兵器開発と戦後』(以上花伝社)、『子ども虐待:悲劇の連鎖を断つために』、『女性への暴力:妻や恋人への暴力は犯罪』、『高齢者虐待』、『多発する少女買春:子どもを買う男たち』、『買春する男たち』、『新興宗教ブームと女性』(以上新評論)、『主婦を魅する新宗教』、『結婚が変わる』(以上谷沢書房)など。

 

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