エミールのために

いま求められる教育理念

千葉 章

定価:1,870円(税込)
ISBN978-4-7634-2044-2
C0037
発行:2023年1月10日
四六判並製  272頁

 

●内容紹介●
地球温暖化、核戦争、パンデミック───
困難な時代のなかで、私たち教員は
日本の教育現場に何ができるのか?

教育行政への圧力、職務の多忙化など、近年疲弊する教育現場。
ファシズムに植民地支配など、教育が「死にゆく」原因となった日本の「負」の歴史を省みながら、『エミール』をはじめルソーの教育古典の精神に立ち返り、
危機の時代に教壇に立つ「私たちの教育理念」を考える。

教員生活40年、残したい言葉


●目次●
はじめに
第一章 私の教員時代
第二章 強まる「日の丸・君が代」の強制と植民地支配の実態
第三章 日本の近現代史における教育と社会
第四章 探訪! 教育理念の歴史
第五章 現代の危機
第六章 未来への展望 ヤスパースを手掛かりに

 

●著者紹介●
千葉 章(ちば・あきら)
1949年生まれ。1975年、東京藝術大学大学院壁画科修了。1975年~2010年、神奈川県立高等学校の美術教員として勤務。1986年~2014年、神奈川県高等学校教職員組合の分会総会や職場において、職場新聞「エミール」を配布する。2010年~2013年、神奈川県立高等学校の美術非常勤講師として勤務。2013年~2015年、フリースクールでボランティア。
2021年、みなとみらいギャラリーで油絵個展。

 

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