未来のアラブ人3
中東の子ども時代
(1985―1987)
リアド・サトゥフ 作
鵜野孝紀 訳
定価:1,980円(税込)
ISBN978-4-7634-0940-9
C0098
発行:2020年11月10日
A5判並製 156頁
●内容紹介●
快進撃を続ける世界的ベストセラー、衝撃の第3巻!
文化庁メディア芸術祭優秀賞続刊
瀧波ユカリさん(漫画家)推薦
これは異文化の話ではない。痛みを葬って大人になるしかなかった私たちの話だ。
ラマダン、ワイロ、割礼、クリスマス…… フランス人の母を持つシリアの小学生はイスラム世界に何を見たのか
イスラム教信仰に回帰するシリア人の父、帰国したいフランス人の母。
シリアの信仰深い親族に囲まれ、小学3年生になったリアドは、シュワルツェネッガーに憧れる。
――ハーフィズ・アル=アサド独裁下のシリアで、一家はどこへ向かうのか?
●著者紹介●
リアド・サトゥフ(Riad Sattouf) コミック作家、映画監督。1978年パリ生まれ。シリア人の父とフランス人の母の間に生まれ、幼年期をリビア、シリア、フランスで過ごす。 2010年『Pascal Brutal(パスカル・ブリュタル)』第3巻でアングレーム国際漫画祭・年間最優秀作品賞を受賞、2015年にも2度目の受賞を果たす。『未来のアラブ人』1巻(花伝社)で第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
鵜野孝紀(うの・たかのり) 1967年東京生まれ。1995年から2013年までパリの日本漫画出版社スタッフを務めた後、フランス語翻訳・通訳。 また日仏双方向で漫画やバンド・デシネの出版企画に携わる。 主な訳書に『未来のアラブ人』シリーズ(花伝社)、ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)、ユング『はちみつ色のユン』、レスリー・プレ『ねこのミシェル』(DU BOOKS)など。
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