パンデミックの政治学

「日本モデル」の失敗

加藤哲郎

定価:本体1700円+税
ISBN978-4-7634-0943-0
C0031
発行:2020年10月30日
四六判並製  272頁

 

●内容紹介●

新型コロナ第一波対策に見る日本政治
──自助・自己責任論の破綻

なぜPCR検査を受けられないのか。経産省主導の官邸官僚政治、
1940年オリンピック中止の二の舞に隠れた政府の思惑、
アベノマスクの真相、WHOをめぐる国際的な情報戦……

2009年メキシコで新型インフルエンザ流行を体験した政治学者は、
2020年日本の新型コロナ対策に731部隊の亡霊を見た


 

●目次●

はじめに──「日本モデルの成功」から憲法改正へ?
第一部 安倍内閣「健康・医療戦略」の蹉跌
1 未知との遭遇──パンデミック第一波と日本モデル
2 感染源をめぐる米中情報戦とWHO
3 自国ファーストと政治的リーダーシップ
4 専門家会議、感染研と731部隊の亡霊
5 官邸官僚主導のアベノマスクの悲喜劇
6 東京オリンピックはどうなる
第二部 2009年パンデミックの経験──発症地メキシコ滞在記

 

●著者紹介●
加藤哲郎(かとう てつろう)
一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。インターネット上で「ネチズン・カレッジ」主宰。
著書に『20世紀を超えて』『情報戦の時代』『情報戦と現代史』『「飽食した悪魔」の戦後』『731部隊と戦後日本』(花伝社)、『ワイマール期ベルリンの日本人』『日本の社会主義』(岩波書店)、『象徴天皇制の起源』『ゾルゲ事件』(平凡社)、など多数。

 

 

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