奴隷労働 ベトナム人技能実習生の実態
著者 巣内 尚子
「労働力」の前に「人間」だ! 急増するベトナム人技能実習生が見た、もう一つの〈日本〉 詳細な聞き取りで明らかになる驚くべき実態 仲介ビジネスの横行で、多額の渡航前費用を借金し来日するベトナム人実習生たち。 低賃金、長時間労働、暴力、パワハラ、セクハラ、劣悪な住居環境、家賃天引きの二重の搾取、除染などの危険な業務、「逃げる」ことを選ぶ実習生、多くの死者……。 広がる実習生支援の市民の輪、動き出す労働組合。 日本社会の対応はこれでいいのか? 外国人労働者受け入れ拡大の矛盾から、目をそらしていいのか? 大反響Yahoo!ニュース連載を大幅に加筆し書籍化。中国人に代わり増加しているベトナム人技能実習生について140人もの聞き取り調査から綴った濃厚なルポルタージュ。 ●内容紹介● ●著者紹介● 巣内尚子(すない・なおこ) 1981 年生まれ。フリージャーナリスト。現在はカナダ・ケベック州のラバル大学博士課程に在籍。研究分野は国際社会学と移住現象のジェンダー分析。東京学芸大学卒業後、日本で就労。その後、フランス滞在を経てインドネシア、フィリピン、ベトナム、日本で記者、ライターとして働く。2015~2016 年、ベトナム社会科学院・家族ジェンダー研究所(IFGS)客員研究員、2017 年、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。修士論文「移行経済下の国際移住労働と女性の経験── 2000 年代におけるベトナム人女性移住家事労働者の体験から」
|
|
オンライン書店で購入 お急ぎの場合は、小社まで電話・FAX・Eメール・ハガキなどで直接お申し込み下さい。郵便振替用紙を同封して直送いたします(送料無料)。 |
|
|