酢屋一族の日本史

加田主岐の系譜/時代の転換を支えた堺衆

著者  酢谷能政
定価:本体2200円+税
ISBN978-4-7634-0840-2
C0021
発行:2018年1月20日
A5判並製320頁

 

歴史の主人公たちを脇役として支え続けた稀有な一族「すや」

知られざる“もうひとつの日本史”に迫る

古代、蘇我氏別業の地・加田主岐に出自し、楠木正成と共に建武の新政を作り、南朝崩壊後は管領畠山氏の重臣となって応仁の乱を経験し、織田信長との石山戦争に関わり、徳川家康の逃避行を助け、江戸時代、堺衆として日本中を商圏とした酢屋一族。
そして幕末の動乱期、一族の幾人かが堺で桂小五郎を助け、謎の悲劇に見舞われる――

一つの錫杯をきっかけに後裔が紐解いた、壮大なる歴史ノンフィクション

 

 


●内容紹介●

第Ⅰ部 「すや」の発祥
第1章 橘系図に見る酢屋二郎兵衛の出自
第2章 「す」という言葉の意味
第3章 河内王権ができるまで
第4章 加田主岐と呼ばれた蘇我氏の別業の地
第5章 蘇何氏の領地防衛策とイスカ庄の兵衛

第Ⅱ部 武家の台頭と「すや」
第6章 河内の武士団の棟梁正成と元弘の乱
第7章 南北朝の乱と隅屋與市正高
第8章 管領畠山の家督争いと楠木党須屋孫次郎親子の死

第Ⅲ部 戦国の時代と「すや」
第9章 酢屋が堺に入るきっかけを作った応仁の乱
第10章 蓮如の河内布教と本願寺加賀米為替を担った堺の朱屋
第11章 信長と戦った石山本願寺の顚末と酢屋の町名
第12章 茶人酢屋了喜は家康の逃走ルートを企てたのか
第13章 徳川珠姫の嫁入りを指揮した酢屋権七

第Ⅳ部 経済・文化の発展と「すや」の興隆
第14章 江戸時代の商人、堺衆酢屋の発展
第15章 酢屋の全国ネットワーク

第Ⅴ部 幕末から明治維新の激動と「すや」の悲劇
第16章 禁門の変後に起きた堺の謎の事件
第17章 明治維新後の酢屋と錫の杯

 

●著者紹介●
酢谷能政(すたに・よしまさ)
1949年、大阪府堺市生まれ。大阪府立大学工学部卒(船舶工学専攻)。
船舶エンジニアとして、民間企業でモーターボートや小型漁船の設計、商品企画開発等を行う。会社役員を経て、現在は堺衆酢屋の調査、研究に取り組む。

 

 

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